みなさん、こんにちは。
株式会社FROGSのあさたくです。
今回は2月25日(土)豊見城市中央公民館にて行われた、とみぐすくみらいアカデミー 最終発表会の様子をお届けします。
とみぐすく ミライアカデミーとは?
「豊見城市ワク・ドキこども未来プロジェクト グローバル人財育成事業」として、豊見城市内の小4から中2までを対象にテクノロジーの可能性を知り、世の中に溢れた社会課題を主体的(自分だったらどうするのか)に考える半年間のカリキュラムです。
2022年9月から開講した、とみぐすくミライアカデミーでは、デジタルスキルやプレゼンテーションスキルなどの様々な研修を通して、アカデミー生自ら課題を設定、解決手法を構築し、最終的にはプレゼンテーションを行います。
また、発表会のコメンテーターは、徳元次人豊見城市長と株式会社FROGS CEOの山崎暁さんに務めていただきました。
それでは、発表会の様子をお届けしていきます。
「気合いは十分、準備万端」
集合時間は10:00でしたが、それより早く来て、プレゼン練習を始める子たちもいました。
実は、研修以外の日でもプレゼン準備と練習をしていました。アカデミーは毎週土曜日開催でしたが、2/23(木)祝日を返上しても練習したいとの声があり、臨時でプレゼン研修を行っていました(笑)
10:00からはリハーサルスタート!!一人ひとり、本番同様にプレゼンを行いました。
緊張して、思い通りにもいかないアカデミー生もおり本番ギリギリまでプレゼン練習・・・・・
いよいよ、本番へ!!
発表会はオンラインとリアル会場のハイブリットで開催し、豊見城市にふるさと納税された企業や保護者の方々を中心に約50名の方がご参加くださりました。緊張し、落ち着かない様子の子どもたちも多く、ギリギリまでプレゼンの練習をしたり、保護者の皆さんからの差し入れのお菓子をバクバク食べていたりと、思い思いにプレゼンまでの時間を過ごしていました〜。
初めに、徳元豊見城市長より開催のご挨拶をいただきました。
「先日、FROGSさんから事業説明を受けました。そこで改めて、自分の子どもに受講させたいと思う事業だと感じました。自発的に子供たちが行動していく、そのきっかけとなるのではないかと考えています。また、この事業は企業版ふるさと納税を活用して行っていますので、寄付して下さった企業の皆さんに改めて感謝申し上げます。」※あいさつを一部抜粋
一人ひとりが輝いた「プレゼン」
プレゼン時間は1人5分、その後会場からのコメントや質疑応答を行います。
アカデミー生の発表した課題は下記の通りです。
・防災・暴言対策・ポイ捨て・地球温暖化・宿題管理・マンションにおける防火対策・食品ロス・家事育児・保護犬(猫)・電気代・森林破壊・・・etc また、自分のデリバリースキルの高さを見せつけるかのように手を振りながら登場したり、歩き出したり、大きくジェスチャーするなど一人ひとりが自分の考えを伸び伸びとプレゼンしていました。
リハーサル時に見せなかった動きに、講師の私もびっくりしました笑
発表後は、一人ひとりに徳元市長をはじめとする会場の皆さんからコメントや質疑応答を行いました。
アカデミー生の発表に対して会場のコメント
※たくさんのコメントが寄せられましたのでその一部ご紹介します! 会場のコメント
「みんなの前でスラスラと発表していて凄い。自分にはできないと思うし、4年生でここまでできるのは、非常に関心させられた。」※コメント一部抜粋
徳元市長
「スティーブ・ジョブズを彷彿とさせるようなプレゼンだった。これからも引き続き、頑張ってください。」※コメント一部抜粋
株式会社FROGS CEOの山崎暁さん
「しっかり自分の言葉で伝えていたことやプロトタイプを使って実装していたことが非常に良かったです。」※コメント一部抜粋
プレゼンを終えたアカデミー生たちは、改善点を口にしながらも自信に満ちた表情で、他のアカデミー生たちのプレゼンを見守りました。
親子で振り返り&証書の授与式
最後の研修は、保護者と一緒に半年間の学びをふりかえります。 ・半年間のアカデミーでどんなことを学んだ?
・アカデミーに入る前と後で自分の何が変わったかな?
・これからどう行動していきますか?(目標など)
ミライアカデミーの事後アンケート結果を一部抜粋して紹介
保護者編「入る前と後での子どもの変化」について
・行動力が出てきた!
・自分の意見をしっかりと言えるようになった!
・興味関心が高まり、色々な事を調べるようになった。
アカデミー生の「入る前と後での自分の変化」※コメント一部抜粋
・以前より積極的に話したり活動したりできるようになった。
・アカデミーに来る前は「めんどくさー」っと思ってたけど、いざやってみると楽しくて来る前の自分と比べると頭が冴えた気がするし、プレゼン力やプレゼンの作り方が上手になってる気がするし、学校のクラスより先に第一歩を踏み出せた気がします。
・人前で堂々と話せるようになった。
自分自身が感じた変化と保護者の方が感じた子どもの変化を共有することでアカデミー生達の大きな自信になった気がしました。
最後は徳元市長から修了書の受け渡しを行い、最後に集合写真を取り、無事にとみぐすくミライアカデミー1期生の研修を終えることが出来ました。
アカデミーに関する感想をご紹介
最後に保護者の方からいただいた、アカデミーに関する感想をご紹介します。
ミライアカデミーを通じて知り合った方々と出会えて、本当に良かったと感じています。 親子で色々と真剣に考えたり、話し合ったりする時間は何にも変えられない宝物になりました。子どもだから…ではなくて、難しい課題にも、あきらめずに考えてみる、調べる、人に伝える大切さ、をすごく考えさせられました。そのたびに、頭が硬いなぁ…と実感。子どもたちの柔軟性や意欲は素晴らしいなぁと感激しました。今日、市長さんやアドバイザーの方に頂いた助言で、まずは自分の小学校のクラスの給食のロスゼロを考えていこう!と目標が見つかったみたいです。周りを動かし、変えていけるように行動してみる!その勇気を学べたのも、ミライアカデミーのおかげです。このような機会を頂けたこと、本当に感謝しております。次年度もぜひミライアカデミーがまた開催されることを心より祈っています。 企業の皆様の温かいご支援ありがとうございました。
とみぐすくミライアカデミー保護者アンケートより引用
最後にミライアカデミー自体は修了となりますが、引き続きアカデミー生のサポートは続けていきます。
ご来場いただいた皆様、ふるさと納税された企業の方々、山川元市長、徳元市長、豊見城市子ども応援課の皆様、とみぐすくミライアカデミーにご協力いただきまして誠にありがとうございました。
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